CONCEPT
自然の恩恵と脅威、その両面と向き合いながら—人が主人公の、建物づくりを。
01 / OUR ROOTS
1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、2014年の御嶽山噴火、そして2014年8月の広島市土砂災害— 自然の脅威に、私たちはなすすべがないのでしょうか。
2004年9月の台風21号、2011年9月の台風12号は、代表・吉田の故郷である三重県・宮川最上流部にも甚大な被害をもたらしました。 生まれ育った山や川の姿が一変してしまった経験は、自然の力の大きさと、備えの大切さを私たちに教えてくれました。
自然の恩恵を受ける一方で、ほぼ予測できない自然災害に常にさらされている—建築に携わる一人として何ができるのかを考えたとき、 たどり着いたのは、体の健康状態と同様、新築工事・改修工事の大小を問わず「予防」が重要であるということです。
たとえば建物の立地条件の検討、耐震診断、耐震化は、間違いなく人命を救うことができる手段のひとつです。
デザイン、機能、安全性がさらに問われる時代となり、長年の経験と新しい技術の導入、そして信頼のおける設計・施工仲間との協力関係も、 さらに重要となってきました。かなり緊張した時代になったと感じるからこそ、天然材を取り入れた心休まる空間が必要ではないでしょうか。
小さな問題を共有することも含めまして、皆様と共に建築の「予防」を意識しながら、自然の脅威に力を注いでいきたいと思います。
また、林業大国・林業従事者の復活、需要の活性化は、森林の整備・活性化につながり、自然環境保護・自然災害防止にもつながると考え、 国内材木の利用を心掛けています。
いつも聞いていたチェーンソーの音、伐採後の森の香り、空を見上げれば材木を運ぶ架線、製材所に向かう材木を満載にしたトラック、植林の季節— 森林の手入れを怠った、あるいは無理な開発をしたゆえの土砂崩壊は、ある程度防げる可能性があると思います。
被災地に立ち、自然の力を目の当たりにしたことは、今もなお私たちの仕事の原点です。 建物づくりを通じて、人々の暮らしと、その土台となる山や川を、次の世代へつないでいきたいと考えています。
02 / OUR THOUGHTS
建築基準法第1条には「国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資する」と記されています。 社会の基盤を支える重要な役割を担う建設業界は、新築・改修を問わず、計画設計から施工、現場管理、引き渡しまで 幾重にも重なる工程と、多様な専門家・協力業者様のご協力が不可欠です。
単なる図面を描くだけでなく、お客様の夢や理想を形にする「想像力」「提案力」「資金計画力」が問われます。 省エネルギー建築や耐震設計、バリアフリー化など社会的要請に応えるため、常に学び続ける姿勢が求められています。
デジタル技術やAI、BIM(Building Information Modeling)など新しい技術の活用により、設計・施工の現場は 大きく変わろうとしています。一方で、建物づくりの目的は「人が主人公」という想いです。
どれほど技術が進化しても、建築空間に温かみや美しさ、細部へのこだわりを表現できるのは、お客様・設計者・施工者の 熱意と誠実さであり、それらは時代が変わっても失われることはありません。経験や知識を次世代に伝え、 社会と人々の暮らしをより豊かにする安全な建物や空間づくりに、情熱をもって歩み続けます。
03 / PHILOSOPHY
「想像力」「提案力」「資金計画力」—
図面を描くだけでなく、
お客様の夢や理想を形にする。
1979年、総合建設会社の現場管理を皮切りに長年にわたり建設業・設計業に携わってきました。 多くの課題と向き合い、時代の変化に柔軟に対応しながら、たくさんの人々と協力し、 数えきれないほどの現場に足を運んできましたが、ひとえに諸先輩の教え、お客様からのご要望から 得た経験や知恵、そして人とのご縁は、私たちにとってかけがえのない財産です。
どれほど技術が進化しても、建築空間に温かみや美しさ、細部へのこだわりを表現できるのは、 お客様・設計者・施工者の熱意と誠実さです。社会と人々の暮らしをより豊かにする 安全な建物や空間を心掛け、情熱をもって歩み続けます。
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